ああしなきゃダメなんだと思う
こうしなきゃ許されないなと思う
帰りの風景
猫トボトボ歩く裏の街
神様のお小言が聞こえないように
塞いだ耳から流れる
ベルの音
思いついたままのメロディーで
思いついたままのアイデアで
君とこの街で生きる世界線を夢見ていた
思いつく限りの優しさで
思い出したくも無い愚かさで
ただ君が存在してるそのこと自体を
愛していた
ああしたら良かったかと思う
こうしたら違ったかもと思う
見慣れた風景
ただゆらゆら続く日常を
過ごしても先には道はないことに
気づいていたけど
気づかぬふりをして
まもなく新名古屋新名古屋
まもなく新名古屋
お降りの方は手荷物の
お忘れ物にご注意ください
思いついたままのメロディーで
思いついたままのアイデアで
君とこの街で生きる世界線を夢見ていた
思いつく限りの優しさで
思い出したくも無い愚かさで
ただ君が存在してるそのこと自体を
愛していた
到着を告げるメロディーと
居たはずの君はいないけど
ただ君と存在してた
その世界とその時間を
愛してた