白唖(びゃくあ)の夜

歌詞

ただのこれは音がない曲
僕にとっては普通の曲
でもねこれは温かい冬
君にとっては冷たいお湯

生まれた時には
知らないことがある
生まれてからでも
知れないことがある

白唖の夜を越えながら
滲んだ涙は人知れず
白唖の瞳に耐えながら
堪えた思いは数知れず

ただのこれは愚痴じゃない曲
僕にとっては無駄じゃない曲
たぶんこれは新しい舟
君にとっても大切な夢

どれだけ思っても
通じないことがある
どれだけ感じても
感じないことがある

白唖の夜を見つめながら
抱いた覚悟は人知れず
白唖の愛を秘めながら
届かぬ思いは数知れず

あのねこれは明るい曲
とてもとても前向きな曲
たぶん君も歌える曲
僕が好きな音のない曲