本当は泣いてるお月様
欠けたることもなしと思へば
今日がそんな日だったとは
とっても言えそうにもないんだな
ルララルナナルラ
ちょうどいいとこがわかんない
不器用すぎて死にたくなるの
なんでも笑って許して
受けて
照らして
疲れてしまって
刺青だらけのお月様
も少し近くに来ませんか
宇宙の小さな大波に
さらわれないように
帰りの道の街灯の色は
今日も昨日も眩しくて
見る目がずいぶんなくなったんだな
ルララルナナルラ
ちょうどいい顔がわかんない
不細工すぎて会いたくないの
本音をどっかに隠して
受けて
照らして
気づいてしまって
ピアス穴だらけのお月様
今日だけお側に居ませんか
内なるガイアの引力が
消えてしまうまでは
夏の夜は
まだ宵ながら
明けぬるを
雲のいづこに
月宿るらん
刺青だらけのお月様
ピアス穴だらけのお月様
刺青だらけのお月様
今日だけお嫁に来ませんか
宇宙の小さないたずらに
お手を合わせながら
さらわれないように
消えてしまうまでは
本当に綺麗なお月様
ルララルナナルラ